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ポーラXのromioのレビュー・感想・評価

ポーラX(1999年製作の映画)
3.6
考えるな感じろ!!
をマジでいく。
超悪夢映画。
悪夢を映画化したらこうなった。
ほんとにそんな映画。

夜中に見るのをおすすめする。
昼間見ても、くれえしなげーよなだけだから。
見ながら寝てしまったら、俺の夢にまで出てくるほど、
なんか侵されてる感が面白い。

ストーリーもはっちゃかめっちゃかで、ただ堕ちていくのみ。
1歩、奈落へとその身を投げ出してしまったら、もう二度とは元の場所に戻れないように。
全体をなんとなく見ると、色んなことがおこってもその雰囲気で楽しめるが、一つ一つしっかり見ていくと、はあ?となってしまう。
インダストリアルミュージックも映画の中にあればこそいいが、単体で見るとかなりダサい。し意味分からん。
そして惜しむべくはドニ・ラヴァンの不在。
存在デカい。

映画に浸るように、ぼんやりと見ると楽しめるはず。
しかし、ポンヌフの恋人から8年たってこの作品とは、そうとう病んでるぜ。
人生をそうとう掻きむしってる。
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