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斬撃 -ZANGEKI-の群青のレビュー・感想・評価

斬撃 -ZANGEKI-(2009年製作の映画)
1.2
セガール出演35作目。


あらすじ
世は謎のウィルスが蔓延し、感染者は人を襲うようになっていた。主人公は病院に隠れ潜むがそこに監査者を掃除するセガールが救出に向かう。

なんとセガールがゾンビに挑む!
90分主人公が病院を脱出するだけのお話だ!そこにセガールは政府のハンターとしてゾンビたちを片っ端からハントする役だ!

そしてこの作品セガールが出演している作品では恐らくダントツの酷さ。え?五十歩百歩?ええい!だまらっしゃい!

病院という閉鎖された空間で90分繰り広げられるが、予算がなかったのか同じような暗い通路をウロウロする主人公たち!
また、イメージなら首をぶっ飛ばすとかとにかく致命傷がゾンビには必要なはずなのに銃を何発か放っただけで倒れる!

意味ありげなマッドサイエンティストとか、意味ありげな少女とか出てくるけど、特に意味はなかった。ただのヤラレ役だった。なんなんだ笑

目的は病院からの脱出。そして出口は地下しかないという。しかしセガールはどうやら別ルートで入っている。それに主人公たちも正面玄関から入ってるような見える。しかし地下しかないと言う。なぜおまえらが入った場所からはダメなのか、そしてなぜセガールたちが忍び込んだ場所からじゃダメなのか!説明がなくみんな地下に進む。よくわからん!

後半のハラハラは政府がそこにゾンビがたくさんいるのでいっそ空爆して終わらせようとする。部下はセガールたちハンターや生存者がいるから!というわけで反対する!しかし政府は上の決定だ!ということで結論が変わらない。
ここまでなら普通なんだけど、そんなシーンが3回くらい挟み込まれる。おまえら同じ話ばっかりだな!政府サイドを描いてるつもりだけど話進んでないから!その割には空爆の後、セガールたちが助かったと知って、政府側は互いによく頑張ったって握手する。何もしてないよ!うん!何もしてない!

このように今までは気にならなかった、またはセガールだからまあこんなもんか、と思っていた部分がさらに悪かった。

その割にはちょっとグロさが強め。臓器とか四肢欠損とか。誰得なグロ…
そしてゾンビが喋って人類たちにもう悪あがきはやめろっていう。そこから何か大きな展開がありそう。だってゾンビなのに諦めろ、とか言ってんるだから。進化してるじゃん!と。しかし何も起こらない。ファック!


アルマゲドン亜流シリーズと似たような、ちゃんと作ったような感じがするのにダメダメ。これこそうんこクオリティ!

特筆することがあるとすれば、ドウェイン・ジョンソンの従兄弟が出てるみたい!みたらあ!ロック様に似てる!ってわかる!でも普通のアクション、というか暗いからイマイチ何してるかわかんない!


個人的には最低のセガール作品です。
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