グリーンツー

サビ男サビ女のグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

サビ男サビ女(2010年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

イントロからではなく、いきなりサビから始まる…そんな感じの男女を主人公にした映画。

ショートムービー四本で構成されてる。桜庭ななみ、中村蒼、友近、小泉今日子が主人公。

この映画はおそらく、「イタい」と表現される人の話だと思う。人格が「イタい」と言うのがどういうことなのか、上手く表現出来ないけどね。どの話も面白かったけど、個人的には桜庭ななみの話が一番楽しかった。周囲の価値観に合わない、周囲に理解されない「個性」。それを実感した後に、その「個性」とどう向き合っていくべきか。「自分は自分」とか「自分らしく生きる」という言葉。素晴らしく聞こえるけど、実際にそれを日本でやるとどうなるのか、その言葉を別の角度から見るとどうなるのか、を考えるにはもってこいの映画だと思う。そんな自分も周囲に「イタい」と思われているのかもしれないけど。

あと桜庭ななみは本当にカワイイと思った。