これは酷い…
鶴橋監督てこんな酷かったっけ?
これって内容で、あさきゆめみしの原作者と揉めて、違う作品として作ったやつだっけ?
こういう映画には衣装の煌びやかさ、役者の顔の美しさをちゃんとアップで撮ってあげること、セットや映像の美しさが、他の映画より、より重要だと思うのだが、衣装除いてどれも出来ていない。
というか、衣装も頑張っているかもしれないが、その衣装さえも綺麗に撮れてはいない。
美しい女優を沢山揃えている割には、全然美しく感じないし、そもそも画自体が美しくない。
ただ源氏物語をなぞるだけ。
劇中劇という、アイデア自体は良いが、そのアイデアの良さがストーリーや映画の面白さには繋がっていない…
もっと強烈に美学や美意識を感じたいのだ。
源氏物語関係の映画って、原作の特異性に囚われて、物語をなぞるだけの映画ばかりな気がする。
源氏は実は最低な奴だとか(あ、実はでなくて、普通に最低か笑)
女なんか好きでなくて、男が大好きだとか、もっと自由に作っていいのではないかと。
何もかも残念過ぎる映画。
窪塚は当たると凄い役者だが、この安倍晴明は明らかに酷いハズレ(笑)
1人だけ異常に現代的過ぎる(^_^;)
浮いている…