彼が必要とするのは 単なる血液 ではなく、そこに流れている愛情。
愛情や憎しみといった感情が血液を流れ全身に周る。
という異色の吸血鬼物のアイデアが好き。
けど、まぁ、ラストシークエンスでの展開は興醒め。
初めて愛を知り、その愛故に自ら死を選ぶ哀しきヴァンパイアであって欲しかった。
けど、まぁ、脳の一番奥の原始的爬虫類(クロコダイル)に支配されていて「僕の行動に悪意はない」が、同時に善意もないのだから仕方が無いか。
だからこその原題「鰐の分別」なのだろうね。
ところであの結晶は何だろうね?
血液の中の老廃物かね?笑
それにしてもこの頃の ジュード・ロウ の美しさは女優泣かせだよねぇ。