サルベージ業のマイク・ターナー（マイケル・ケイン）は、セレステ（サリー・フィールド）、ウィルバー（カール・マルデン）と共に転覆したポセイドン号の貴重品を頂こうと船内に侵入するが、中にはまだ取り残された人々がいた。来た道を爆発でふさがれたマイクたちは別の脱出口を探すことになるが・・・・・。
名作『ポセイドンアドベンチャー』の正統な続編。でも前作の出演者は一切登場しない。主人公たちが死ぬ思いでポセイドン号内をさまよう展開は前作を踏襲している。けっこうハラハラさせてくれるが脚本は雑。
とくに悪役ステファン（テリー・サバラス）たちの目的は積み荷のプルトニウムを持ち出すことなんだけど、不必要に人を殺すのはおかしい。おまけに自分でベラベラと目的をしゃべったくせに、「秘密を知られたからにはお前たちも生かしてはおけない」とか言って、今度はマイクたちと銃撃戦を始める。誰も邪魔していないのに、なんでムダに事を荒立てるのか全くわからん。
それに114分は長過ぎる。ツッコミ入れながらそれなりに楽しめるけど、1作目に感動した人はムリして観ることはないかも。
