ねこたす

ロング・グッドバイのねこたすのレビュー・感想・評価

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)
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朝の3時に猫に起こされ、キャットフードを買いに行く。
バックで流れる音楽は、ジャズ。
やれやれ、これがロンググッドバイという映画か。

ひたすらにムダ話、というかボヤキ。
冒頭10分がこんな調子なのだから、乾いた笑いもしてしまう。
夜から始まるのも、孤独感や自分の意志で起きてるんじゃないという感じが伝わってくる。やれやれ

会話や小物など細かいところを気にして見る人間には、本当に向かない映画だ。意味なんてないんだから。
ポストモダンっぽいと言えばそうだけど、でも文学部とかじゃ春樹研究で~~は~~ことでとかやってるんだから笑える。

ようは雰囲気とか、空気が好きなんだよね。この映画が好きな人は。その気持ちは分からないでもない。
バーの電話で依頼を受けたり(探偵はbarにいるって、これの原作の影響か)、精神病院の人々。スーツを着る探偵。隣の家で裸でヨガをやる女やら、カレー印の缶詰。

そういったものが構成する、この世界が好きなのか。なるほど納得。

確かに、タバコとコーヒーで一服はした。それは白状する。
でもこれじゃ射精できないんですよ! 色んなverで流されるロンググッドバイにどう反応していいか分からないよ…

多分アルトマンじゃない人が監督やっていたら、目も当てられないことになっていたと思うからそれは良かったかな。

ふう、やれやれ。