ロング・グッドバイの作品情報・感想・評価

「ロング・グッドバイ」に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.6
「ロング・グッドバイ」
原題「The Long Goodbye」
1974/2/23公開 アメリカ作品 2017-137
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1970年代ランキング49位 再鑑賞

鬼才ロバート・アルトマンがレイモンド・チャンドラーの最高傑作と知られる「長いお別れ」を映画化し、今までにない探偵フィリップ・マーロウを描いた作品です。
原作ファンからの批判が多かったそうですが、後に松田優作か「探偵物語」の探偵像の参考にした事で有名なダンディズムとは対極の無精髭でバサバサの髪のくわえ煙草が似合うフィリップ・マーロウ探偵を多くの人が愛したようですね。
探偵物ですが謎解きとかストーリー展開をら楽しむよりはその作品の持っているフィルムノワールのムードの中や格好良さ、そしてジョン・ウィリアムズのジャズアレンジの効いた音楽を楽しむのが正解かもしれませんね。

レイモンド・チャンドラーの推理小説を、鬼才ロバート・アルトマンが映画化。監督アルトマンとエリオット・グールドのコンビが独特のマーロウ像を生み出している。
うお

うおの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ちょう、かっこいい映画です。
ブルータス、合本映画特集でドラッグストアカウボーイ観たくなって借りようとしたら無かったから、ロバートアルトマンのロンググッドバイにしようかな〜くらいで借りたらめっちゃめちゃいい映画じゃないですか…。
オープニングの猫のシーンがまず持って良すぎる。犬の方がたくさん登場してるしそれぞれの犬はいい味出してるけど、猫の映画なんだな!!
タイトルのフォントも、タイトルが出てくる場面も可愛らしくて気にいる。
猫のご飯を作るシーン、ぐっちゃぐっちゃわけわからんものを混ぜてるんだけど、でたでた、洋画のやばい食べ物…!と思いながら観た(インザスープの謎メシとドリーマーズのコゲコゲ飯)。
警察署内では壁にばん!と手をついたところで壁に手形がつくのがたまらない。
網戸に鼻をぶちゅうってくっつけて話したり。お医者さんの役者さんがすごく印象的で忘れられない。
あとは、ずっとタバコを吸っててあっちゃこっちゃでマッチを擦ってる。1回だけ食事中にろうそくで火をつけててさいこ!!う!ってなる。
フィリップマーロウの声が限りなく低くて、渋くて、格好良くて。そしてなんていうか絶妙なカメラワークの観客の引き込みようといったら。視線がすぅっと吸い込まれる。
危機的状況でも洒落で返そうとする冷静さ、疑いのかけられた友人のために行動する義理深さ、危ないところに踏み込む勇気。強い精神力。
ハードボイルドには、現代で忘れられそうになった男の作法が詰まっている。

ロバート・アルトマンとエリオット・グールは、チャンドラーの原作では、タフで、あくまで紳士的なフィリップ・マーロウを、よりコミカルで、とぼけた男の要素をつけて解釈しました。マーロウの髪型は終始ボサボサで、さらに犬に吠えられたり、猫にひっかかれたりするのは、本作独特のものであり、これがよりこの映画のマーロウの自然体さを強調し、魅力的にしている。
(今時トレンチコートを着て、キザな言葉を吐きまくるのも少し現実離れしている。)

また、アルトマンのこの映画には技巧も沢山あり、画面の隅で大事な物事が動いていたり、つなぎの部分で効果的なディソルブを使うことで、全体的に
ゆるりとした流れの映画を作り出している。カメラの動きもゆったりとしている。

様々なバリエーションで流れるジョン・ウィリアムズのテーマ曲も、この映画のジャジーな雰囲気を演出しています。

PS:ラストの曲「ハリウッド万歳」で、いきなりロバート・アルトマンらしい皮肉っぽさが現れました!やっぱりアルトマンの映画です。
猫派の人は必見。猫に振り回されて、深夜にカレー印のキャットフードを買いに行く主人公が可愛い。内容は、まったくポップではないけど、音楽がかっこよくてシーンごとに切り替わるときの映像の重なりが最高。結末をどう捉えるか委ねられてる系の映画、好きです。
JNkt

JNktの感想・評価

3.0
ストーリーと関係のない意味ありげな描写の続く、とぼけた映画という印象。ただ格好良さは分かる気がする。嫌いじゃないんですけど、眠い…
村上春樹が翻訳したことでも有名な「長いお別れ」の映画化。監督があのアルトマンだったとは、、、気付くのが遅かったですね。

イメージしていた探偵ものとは違いましたが、あの渋さもなかなかクールでかっこいいです。エリオットグールドのボサボサの髪とタバコ、そしてあの声。孤独な私立探偵のイメージを決定づけるかのような粋な佇まいは忘れられません。現代版を作るなら、マーロウはケビンコスナーかな。

ただ、ストーリーはよくわからない。というより、物足りないのかなー。急展開っていうのもなかったし、渋みに付け加えてロマンスもあるかと思えば一切ないし、ただただ事件を一方的に追うマーロウを描いてるだけ。マーロウの個性を引き立たせていたジョンウィリアムズのジャズをアレンジしたっぽい渋さ満点の音楽は好きでしたけど。
AmiSakai

AmiSakaiの感想・評価

3.6
パッケージ可愛すぎる。
くぅ〜って言いたくなる!
70年代の雰囲気憧れの私には、この作品のむせ返るような空気感は最高以外の言葉がない。
ラストはおそらく第三の男オマージュ。知らんけど。
hiatsu

hiatsuの感想・評価

2.4
2017/09/23
原作よりかなり要素が減って(異なって)いるのに別にわかりやすくはなっていない、アイリーンは無茶苦茶な美女っていう設定くらいは残しといて欲しかった、全体的にあまり良さを汲み取れなかった
可愛い。爽快。
ネコちゃんどこいっちゃったんだろう🐈
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