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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間のKAZUのレビュー・感想・評価

4.2
秋の深まる軽井沢のロッジを借りて、ツイン・ピークスの世界に浸る遊びをしてきました!笑

デビッド・リンチ・リバイバルが叫ばれている昨今(勝手にそう思ってる)私は80年代のドラマ、ツイン・ピークスにどハマリしてしまいました。さすがにロケ地は行けませんので、気分だけでもと軽井沢へ。深夜は霧がたちこめ、生い茂る樹木と暗暗としたロッジにスピーカーからはローラパーマのテーマが流れる...まさにツイン・ピークス🌲🍩☕この不穏すぎる遊びを深夜遅くまでしてきました笑

で、今作。
ドラマ版を観てない方はなんの事かさっぱりわからんし、観た方は更にピークスの深みにハマる。性や虐待、麻薬など実社会にも隣り合わせの題材ながら、別世界と現実、夢と悪夢が入り乱れる混沌とした世界の前日譚を描いています。

単なる人気シリーズの無理やり作った前日譚ではなく、冒頭から様々な伏線が張り巡らされており、全てのカットに、ドラマと合わせ、100万通りの考察がなされているんだろう。あまりに、哀しく、救いようがない作品です。とてもダウナーな気持ちに引きずり込まれるので鑑賞には注意が必要です。あと、ドラマ未鑑賞の方はパッケージ裏もレビューも見てはいけません!そして、出来ればamazonあたりで輸入版を購入して、何度も巻き戻し、再生を繰り返しながらドラマ版、映画版を鑑賞をおすすめしましす。そしたらきっとピークスマニアの出来上がり(軽井沢へGO)
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