くぅー

大統領の陰謀のくぅーのレビュー・感想・評価

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
4.0
久ーしぶりの再鑑賞・・・って、もう40年以上経過してるのか。

1972年のウォーターゲート事件をほぼ実名でリアル過ぎるほどに描いた本作だが・・・そう、最近はこの手の作品は、火薬量をと追跡バトルを増やし、愛を絡めたりして、スリリングなポリティカル・アクションにアレンジしがちゆえに、初めて見る方には物足りなく感じるだろうか。

しかし、静かに真摯に熱く燃やす正義感と使命感・・・正に"ペンは剣よりも強し"の実話を見事に硬派に、しかも公開年を考えると実にタイムリーに仕上げた製作陣の本作に賭けた熱意には拍手。

そんな本作の原題は、実は"All The President's Men"と、映画好きにはたまらなくカッコいいのだが・・・"ディープ・スロート"しときます(笑)

そして、ダスティン・ホフマンとロバート・レットフォードのコンビネーション・・・気合いの入りまくった若かりし二人の熱演、必見かと。
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