風の旅人

大統領の陰謀の風の旅人のレビュー・感想・評価

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
3.5
『ペンタゴン・ペーパーズ』を観た関係で、ウォーターゲート事件に興味を持ち、今作にたどり着いた。
非常に地味な映画で、『ペンタゴン・ペーパーズ』のような娯楽作としての演出は皆無だ。
綿密な取材を基に徐々に真相に迫っていく二人のワシントン・ポスト記者の様子が描かれる。
ウォーターゲート事件についての予備知識があった方が楽しめるだろう。
情報源である「ディープ・スロート」の正体は、この映画の公開当時明らかになっていなかった。
次はディープ・スロート視点でウォーターゲート事件を描いた『ザ・シークレットマン』を観てみようと思う。
尚、『ペンタゴン・ペーパーズ』で主役を務めたキャサリン・グラハムが、大統領再選委員会委員長(前司法長官)のミッチェルに、「社主のケティのオッパイをちぎってやる」とセクハラ発言をされていた。
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