みや

学校の怪談4のみやのネタバレレビュー・内容・結末

学校の怪談4(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

夏休みに海辺の町で子どもたちの行方不明事件が発生し、数十年前に津波で死んだ児童たちの呪いを解こうとするホラー。

前3作とは全然雰囲気が違う。
ジャケット絵も怖いし、テンポ感もゆっくりで、王道のホラー。
妖怪たちが賑やかというよりも、おどろおどろしい幽霊物だった。
これを単品だと思って観たら、物凄く面白い。
でも、明るく楽しいシリーズ物を期待していたので、方向性が全く違って困ってしまった。
ナンバリングタイトルにしなければ、余計な先入観無しで観られたのに。
残念。
あのハチャメチャ感が欲しかったと思ってしまう。
単体としては、本当に素晴らしかった。

かくれんぼの最中に津波が起きたため、鬼の役だった子だけが助かり、隠れていた子たちはそのまま死んでしまった。
だから、鬼の役だった文房具屋さんじゃないと友達を探せない、という設定が凄く良い。
女の子と二人で探しまわる場面、全員を見つけて集合した場面は感動で涙腺が緩んだ。
海に埋もれた古い校舎の雰囲気も凄く好き。
みや

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