すね

プレシャスのすねのレビュー・感想・評価

プレシャス(2009年製作の映画)
3.5
うおぉ…これは観てよかったやつで観ておくと良いやつだった。

もうやるっきゃないんだよ!明日からも強く生きていかなきゃならないんだよ!と強く強く言われた気がした。
元気でる。

だからってひとりで頑張っていけってわけじゃなくってさ、まわりの人に助けてもらいながらってことだよね。

母親からは虐待を受け父親からはレイプされ父親の子供を身籠もる16歳の主人公。

普通に学校へ行き普通に勉強をして普通に友達と遊んで家へ帰れば笑顔で待ってる親がいて、なんてそんな普通の幸せを知らない彼女が人に助けられながら子供を産んで、シングルマザーとして一歩踏み出す話。

全体を通してずっと暗闇で重くて苦しくて悲しくてずっとトンネルの中必死に光探して走ってる。
見えた光もそれ、光じゃないよって何度も続いて、それでも走って光探しての繰り返し。疲れた時は休むよ、もちろん。でもまた走るよ、走ることはやめない、いつか見える光ってどんなだろうな。
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