Nakao

プレシャスのNakaoのレビュー・感想・評価

プレシャス(2009年製作の映画)
3.1
「ん?え...この人マライア・キャリーだったの!?」エンドロール観ながら真っ先に出た感想。本編はこんな呑気な感想も出せない程重いのだけれど..

貧困、教育、性的虐待...あらゆる問題に囲まれて生きてきたプレシャス。若干16、17歳にして2児の母、しかも実の父親にレイプされて生まれた子供だ。色んな映画とかでははぐらかされそうな問題も断片的ですがしっかりと描いています。故に辛い現実から目を背けるために妄想に耽るプレシャスの姿が痛々しい。

ただ代替学校の教師を演じたポーラパットンにせよ、同級生達は軒並みモデルの様な女優さん達で少し??となりました。学ぶ事を得て、劇的に人生が変わるわけじゃない。プレシャスのこの後の人生もおそらく貧困層のままだろう。でも少し人生の軌道が変わればね、良いなあと。