Nana

プレシャスのNanaのレビュー・感想・評価

プレシャス(2009年製作の映画)
4.0
※マライア・キャリーが別人。笑

かなり痛々しく重たい作品でした。
最悪な状況下で育った
16歳のプレシャス。
性的虐待、暴力、その他色々…
なぜ私が…?
と本当に最悪な事ばかり。
最低な父と母。
それでもこうでありたい。こうなればいい。と夢や希望を妄想するシーンは悲しく辛く、心が締め付けられます。

「みんなを照らす光を持つ人」
代替学校の先生と出会い、その先生によってプレシャスも心を開き、優しくしてもらった事で今まで与えられてこなかった
”愛”というものを感じ始めます。

将来の不安を抱えながらも、
前を向き、過去を断ち切るように
進み出したプレシャスに感動。
良作です。
Nana

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