【博物館に眠る夢達】
ショーン・レヴィ監督×ベン・スティラー主演の人気ファンタジーコメディシリーズの一作目。
〈あらすじ〉
最愛の息子にも愛想を尽かされてしまった冴えない中年男性。失業していた彼は、自然史博物館での夜警の仕事を見つける。勤務最初の夜、見回りの途中に水を飲んでいると、怪しい物音が聞こえるので様子を伺う。すると館内の展示物が次々に動き出し、毎晩大騒動となる…。
〈所感〉
『ホーム・アローン』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と並ぶどの世代の誰が見ても面白い作品の一つだと思う。それくらいいつ見ても童心に帰れて無条件に面白い。今見ると、ロビン・ウィリアムズ演じるセオドア・ルーズベルト、オーウェン・ウィルソン演じるジェデダイアとキャストも豪華。セオドア・ルーズベルトの「偉人には生まれつきの偉人と成行きの偉人がいる」という言葉が大人になっても胸に残っている。猿が鍵を取ったり、モアイがフーセンガムを膨らませたり、お約束と言われるコメディのパターン・定番を作り上げている功績があるのではないか。