ごりぴー

ナイト ミュージアムのごりぴーのネタバレレビュー・内容・結末

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

非常に楽しい映画です。世界史の教科書に出てきたあの人もこの人も勢揃いの欲張りセットで百鬼夜行。自分は博物館というところに行ったことが無かったんですが、鑑賞後は俄然行ってみたくなってしまいました。あと、学生時代に世界史の勉強をもっとちゃんとしとけば良かった。

今作を語る上で外せない一番の魅力は何といってもキャラクター達の多彩さでしょう。皆もうめちゃくちゃ可愛くて可愛すぎる。語彙力の喪失。本当に愛おしい。悪のじじいトリオですらお茶目で憎めないし、嫌味な館長も最後にはデレてくれる。観ててイライラしたり腹が立ったり、イヤーな気持ちになっちゃうような人が一人も出てこない作品って珍しいんじゃなかろうか。(※なお館長のデレはシリーズを追うごとに強まります)

もちろん、キャラ頼りでなくストーリーもしっかりしてます。どこか子供っぽい夢見がちな男が親としての自覚を持ち成長する、という筋書きには既視感がありますが、(大統領ことロビン・ウィリアムズの『ミセス・ダウト』とかね)こういうの、私はとても好きなんです。いつの時代も世の中に溢れていていいような種類の物語だと思いますね。
成長って大切なんです。たとえかたつむりペースでも。(ドヤァ

あとそれから今大注目のラミ・マレック氏、このときまだかなりお若かったのでしょうか、お目目ぱっちりお肌ツヤツヤで素敵でした。にしてもなんでフン族の言葉まで分かるんだアクメンラーさん。歴史的に何かしら繋がりがあるのか、それとも単に彼の言語能力が高いだけなのか。

博物館メンバーの中ではモアイさんも推してます。ガムガムを差し上げたい。
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