トニー・レオン、チョウ・ユンファの降板、トニー・レオンの復活やリン・チーリンの怪我など・・・
数々の困難を乗り越えて映画を完成させたジョン・ウー監督。
あんた、漢(おとこ)だねぇ!
まぁ、映画も漢な映画だしなぁ(笑)
自分的にはトニー・レオンが諸葛亮で金城君が美周郎のイメージがあって、 「配役逆じゃね」って思っていたのだが、金城孔明はなかなか良かったです。
トニー・レオンの周瑜は美化されている気がするなぁ(笑)
孔明と周瑜の友情を軸に進めるジョン・ウー三国志。
周瑜は孔明の才を恐れ、しまいには・・・ってところを映画ではどうまとめるのだろう。
日本では金城武とトニー・レオンが大フューチャーされていますが (もっとも主役なので当たり前なのですが) 自分的には趙雲役の胡軍(フー・ジュン)がお気に入りなのです。
映画冒頭、阿斗を抱え単騎で敵軍を突破する超有名シーンは三国志ファンなら感涙モノ。
会社で「趙雲のイメージが違う」などとほざいているヤツがいたが、三国無双しか知らぬモノは黙っとけ。
胡軍は金庸の武侠ドラマにも出ているので「降龍十八掌」で敵を蹴散らす姿を夢想した人は私だけじゃないはず(笑)
あと、金城武もインタビューで言っていたけど、三国志ファンならではの盛り上がるポイントというか 、有名武将が出てきただけで「キターーーッ!」って感じでニヤニヤしてしまうんだよねん。
趙雲登場!「キターーーッ!」
長槍使い、スゲー!!
関羽登場!「キターーーッ!」
神様登場! ヤベー、今年関帝廟にお参りしてないや。
青龍偃月刀って重いんだよなぁ(82斤)
張飛登場!「キターーーッ!」
せんだみつおー! 素手なのかよッ!
五虎将そろい踏みも観てみたいものだが、時代がずっと後だしなぁ・・・
また今回は陣形を再現しているとかで、陣の動き方を見せる演出になっていたけど、 八卦の陣の見せ方がイマイチだった気がする。
敵(劉備側)陣中に入ったものの、通路が塞がれ、退路が絶たれ、いつの間にか包囲されてしまう、 ってモノなんだけど・・・曹操軍が迷って慌ててって、感じがもう少し欲しかった。
三国志ネタは語ると長い(笑)
続編の見所予想は
「周瑜のいじわる」 孔明、矢を集める。
「連環の計」 龐統登場?
「天候を操る孔明」 護摩焚き。
「チーリン危機一髪」 曹操のエロ親父。
ってところでしょうか。