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一寸法師のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

一寸法師(1955年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1955年新東宝製作。作家小林が「フレッシュな猟奇」を求めて街を彷徨した夜、子供に饅頭を与える一寸法師を目撃。後をつけると、彼は懐から人間の片腕らしきものを落とす。翌日、彼について小林が聞き込みをしていると、行方不明となった義理の娘を探す旧友、山野夫人に出くわす。小林は私立探偵、旗に事件の調査を依頼する。一寸法師を演じた和久井勉のアクションが素晴らしい。恋した相手の弱みにつけこみ、「一度だけ…」と報われることを願うが、決してその想いは叶えられず、最後の場面までその人にバケモノ扱いされる。切なすぎる結末。
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