シネフィル母ちゃん

レモネード・ジョー 或いは、ホースオペラのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
ハリウッド映画への愛と皮肉を込めたチェコ版の西部劇映画。

ちょちょちょちょちょちょっっと!!!!!!なんで星5つしか付けられないのか…!
あぁもどかしい!星が足りない!
星を5億個くらいつけたくて仕方ない。
最高を超越した映画。
ツボすぎて、スクリーンに頬をスリスリしたくなっちゃったよ!!!


おもちゃ箱をひっくり返したような作品が大好きな自分だけど、これはもうおもちゃ箱の中に入ってしまったくらい楽しくてユニークな、チェコ版おもちゃ箱映画だった!
おもちゃ箱映画と言っても、ブラックユーモアや皮肉がたっぷり詰まっているので大人向け。
ネジが外れまくりのおちゃらけ映画。
骨抜きになるくらい楽しすぎた。

自分が1番好きな映画が「Tuvalu」なんだけど、この映画もTuvaluのようにシーンごとに色合いが変わる不思議な色彩演出をしていて、そこに「地下鉄のザジ」の後半のようなドタバタはちゃめちゃな騒動が繰り広げられるとか最高すぎませんか?!

奇想天外だし、ユニークすぎるし、主役のジョーはイケメンだし、歌もうまいし、チープな演出もあるけどそれも愛しくて仕方ないし、大傑作コメディ!!!
西部劇のパロディ映画だけど、西部劇を全然観たことない私でも充分すぎるほど楽しすぎた。

ラストも究極すぎるほどのハッピーエンドで、少し反則技な気もするけどそれも許せる笑!

東京近辺に住むみんなはぜひ阿佐ヶ谷ユジクに観に行こう。今すぐ観よう。
出来ることなら、ユジクの近くのファミマでほっとレモンを買ってから観てほしい。
さあ!レモネードジョーに会いに行こう!