odorukazu

ゴッドファーザーのodorukazuのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.2
区切りの200本目レビュー。皆さまいつもいいね、コメントありがとうございます!
ずっと観たかった『ゴッドファーザー』。なんか名作過ぎて機会を失ってた。このタイミングで観れて良かったと思える映画だった。

マフィアのコルレオーネファミリーの話で、他のファミリーとの抗争や内部の人間関係を描いている。これは大河ドラマを一本観たような満足感があった。日本のヤクザモノと違い、怒鳴りあったりせず紳士的に怖いことをする感じが、絵作りも含め渋くカッコいい。

ドン・コルレオーネの圧倒的存在感、皆から信頼され相談もあちこちからされ正に頼れる男。マイケルやソニーとの親子関係も良かった。そんなゴッドファーザーが序盤に襲われる衝撃的展開。

堅気だったアルパチーノ演じるマイケルの、ファミリー愛からくる覚悟、成長していく姿は見応えがあった。でもそこには、ゴッドファーザーの正しい導きがあり受け継がれる魂を感じた。
最後はキモの座ったカッコいい男になってました。

これが自分の生まれる前の作品だなんて、今観ても全然面白い。
パート2,3に続くようなので新たなゴッドファーザーの物語を楽しみたいと思います。
odorukazu

odorukazu