たーへる

ゴッドファーザーのたーへるのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.5
マイケルが、最初はマフィアのことなどよく知らないおぼっちゃまみたいな顔をしているんだけど、家の仕事に携わっていくうちにどんどん顔つきが変わってゆくのが面白い。

パン屋さんの男性とタッタリアの襲撃をはったりでかわしたところが好きだ。

悲しかったのは、最後、マイケルの妻の前でマイケル達のいる部屋のドアが閉まるが、彼の心のドアが閉まったように見えた。
妻のなんとも言えない悲しそうな顔よ。

あと、めっちゃ気になったんだけど、カルロが妻に暴力を振るっていたのをマイケルは「夫婦喧嘩」と表現していたが、あれはれっきとしたDV…。
人が死ぬシーンより怖かった。

殺されるシーンは印象的な映し方が多く、
メガネのレンズが放射状に割れて血を流すシーンや、車の中で首を絞められ、苦しさのあまり暴れるが故に車のフロントガラスが粉々になっていく様などが印象に残った。
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