たにたに

ゴッドファーザーのたにたにのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

▪️登場人物▪️
🟢ドン・ヴィトー・コルレオーネ
アメリカマフィア界のドン。感謝と敬意を持っており、ファミリーへの愛が強い。
特にマイケルには特別な想いがあるようで、闇社会に踏み入れたことを知ると残念そうな面持ちとなる。

🟢ソニー(長男)
短期かつ女癖が悪い。
銃撃を受けたヴィトーの復讐のため、タッタリアの息子を暗殺。
妹のコニーが、夫カルロから暴行を受けてると知り、車で向かう最中に蜂の巣にされ死亡。カルロによる裏切りに合う。

🟢フレド(次男)
銃撃を受けたパパにビビって銃落としちゃう。

🟢マイケル(三男)
マフィアの世界とは離れ、表舞台で生きていた。今作の主人公とも言える。彼はヴィトーが銃撃を受けたことを機に闇社会に手を染める。ソロッツォと、ソロッツォに買われていたマクラスキー警部を殺害し、シチリアへ飛ぶ。

🟢トム(養子)
ドンコルレオーネの相談役顧問弁護士。

🟢コニー(一人娘)
カルロからの暴行をうけ、部屋中のあらゆる物ぶん投げ。お兄ちゃんのソニーに助けを求める。

🟢カルロ(コニーの夫)
あんまり信頼されてない。ファミリーのビジネスに協力してもらえないことに腹を立ち、コニーに暴行。それを聞きつけた兄ソニーからフルボッコ。
マイケルがボスになってからトムに変わって右腕とされるが。。実はバルジーニと繋がっていた。

🟢ケイ(マイケルの彼女)

🟢ジョニー(ハリウッドの有名歌手)

🟢クレメンザ
🟢テシオ    →幹部
🟢ルカ


🟠ソロッツォ
麻薬密売人。政治家や司法と繋がりのあるドンに協力を求めるも、断られる。ドンの息子であるソニーが会談で口走って麻薬ビジネスへの興味を意見することにより、コルレオーネファミリーのスキを感づく。

🟠タッタリア
ソロッツォのバックにつき麻薬ビジネスによる利益を目論む。

🟠バルジーニ
五代ファミリーのNo.2
今回の騒動の黒幕。
 
▪️感想▪️
ドンコルレオーネの子供たちへの思いと、義理や人情を大切にする思いを感じる映画は、ただのマフィア映画ではなくとびきりのヒューマンドラマであることを感じさせられる。

マイケルの息子と畑で遊ぶ姿はまさに、 優しいおじいちゃん。
闇社会で生きてきた彼は、たくさんのファミリーに囲まれて、その中で裏切りや闘争に頭を悩ましてきた。殺されていく息子達や、裏社会に染まる息子。彼は死ぬその時まで幸せだったのだろうか。

特別な思いを持たれていたマイケル。
ケイという彼女がいながらも、シチリアの地で浮気をするというかなりのプレイボーイ。自分を暗殺するために仕掛けられた車の爆破によってその妻を失うが、その前の運転を練習する無邪気な彼女のシーンがフリになっているのが面白い。
帰ってきて二代目のボスとして地位を固めたマイケルは、もう表舞台に戻れないそんな目をしていた。

彼が次回作でどのような裏切りや抗争に巻き込まれるのか。
たにたに

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