タイチ

ゴッドファーザーのタイチのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

まさに名作!マフィア達の闇の世界が鋭いリアリティを持って描かれている。
ゴッドファーザーの、あの独特な喋り方と鋭い目つきから醸し出される存在感は、誰にも真似できないだろう。ソニーやマイケル、トムといったファミリーの面々も皆それぞれ個性があって、それがうまい具合に嚙み合ったり、嚙み合わなかったりで、面白い。
僕がこの映画の中で1番好きな場面は、なんといっても、マイケルがレストランでソロッツォと刑事を射殺するまでの一連のシーン。一か八かの大一番に向けて、じりじりと迫り来る緊張感が半端ではない。レストランに入ってからはもう心臓バクバク!ああ、怖い!殺した後のあのいかにも悲劇的な「テテーン!」という音楽がまたたまらない。マイケルが(あの時点では)一流のマフィアではなく、いたってふつうの堅気だったからこそ、不安に駆られ、観ているこちらまであのとてつもない緊張感に呑み込まれるのだろう。
また、ウォルツがベッドの上で馬の生首を見て発狂するシーンや、ソニーが四方八方からずたずたに撃たれ死ぬシーンも大好き。笑えないけど、笑える。
秀逸な作品。