スワヒリ亭こゆう

ゴッドファーザーのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
5.0
午前十時の映画祭にて観賞。
ずっと好きだった映画が劇場のスクリーンで観れるのは本当に嬉しいです。
そして久しぶりに観た『ゴッドファーザー』の素晴らしさに感動してしまいました。

この『ゴッドファーザー』という映画は本当に名作で観る度に新しい発見がある映画だと思います。スルメのようにずっと味がしてずっとしがんでられます。
それにダメなところが全く見当たらなくて、ほぼ完璧な出来栄えなのではないでしょうか。

男たちが暗い部屋で静かに語り合っているのが、ほとんどなのにも関わらず、その背景に浮かび上がるマフィアの怖さを存分に発揮しています。
映画序盤の演出からトムが映画交渉に行った例の馬のシーンまで先制パンチいや先制ラッシュとでも言いましょうか、とんでもなく心を掴まれますね。

そしてマイケルのトイレのくだり、コッポラ監督自身もあのシーンの撮影後、映画会社から文句を言われなくなったそうです。

このように名シーンが本当に多いのが『ゴッドファーザー』の特徴でしょうね。


もし若い世代でまだ観てない人は、チャンスだと思って欲しいです。
素晴らしい映画体験が待ってると思いますよ!