菅藤浩三

ゴッドファーザーの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.9
場面転換が頻繁で登場人物も非常に多く、初見ではあらすじを追いながらでないとヴィトーとマイケルを追っかけているだけではさっぱり話がわからないでしょう。マーロンブランドの圧倒的存在感、最初は無邪気な若者が覚悟をもって大物になり替わるアルパチーノの演技、いくつもの有名な残虐シーン(馬の首が入ったベッド、兄ソフィーへのライフル乱射、レストランでマイケルが演じたヒットマン等)、私にはどれをとっても忘れがたいインパクトある作品でした。愛のテーマが劇中で流れる箇所がシチリアという所も絶妙。クルマで爆破された最初の妻アポロニアは可愛いと思います。
菅藤浩三

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