おもしろいというより映画を見ているというありがたみを感じられる。
主要人物以外の顔がはっきり映らず人物の見分けがわたしには難しかった。ネットで検索しつつ見ないと誰がどういう経緯で殺されたのか分からないので、途中止めたり戻したりしながら観たら4時間以上かかってしまった。。
マフィアの映画なのに上品。
どんどん死ぬけど残虐な描写でなく淡々と進んでいくのが良かった。息子を殺されたゴッドファーザーの悲しい表情は秀逸だし、抗争に集まった男たちに作るパスタはまじで美味しそうだし、村の結婚式の陽気なダンスは女性たちの笑顔が刹那的で眩しい。一つ一つのシーンが品が良くて古さを感じない。湧き上がる感情にまかせてみっしり味わうかんじ。
映画に出てくるカンノーリというお菓子を食べてみたくてローマで探して食べに行ったけど素朴で美味しかったなぁ。
観る人、時期によって感動ポイントが違うと思うのでまた観たい。
