【岡本社長も言っていました。
「吉本は全員、ファミリーだ‼️」と…。】
そして、今作もファミリーの話です。
タイトルの『ゴッドファーザー』って、「神父」のことじゃなくて「名付け親」のことだそうです。😅
以前一度は観たのは確かなんですが、今回、数日かけてもう一度見直しました。🤯
※今回もかなりネタバレします。
それから「ジョジョの奇妙な冒険『黄金の風』」の話も少しします。未見の方はそこだけスルーするか、読まないのをオススメします。🙇🏻♂️
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【先に白状すると、Wikipediaがないとついていけませんでした。】
以前観た時は、キャラクターも多くて3時間近い上映時間がすごく長く感じました。🥱
そして前回ほどではないですが、今回もそれは少し感じました。
特に、
コニーの兄ソニー(演:ジェームズ・カーン)と
コニーの夫カルロ(演:ジャンニ・ルッソ)と
髪型とか風貌が似ているので、「あの料金所で誰が殺されたのか❓」がWikipediaを読まないと分かりませんでした。😳
これはアメリカ国内の観客と違って、あんまり見慣れていない自分にとっては重要な要素で、せめて髪を切る💇🏽とか、眼鏡をかける👓とかで分かりやすくして欲しかったです。
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【ジョジョの奇妙な冒険の第5部『黄金の風』を観ていたので、別の楽しみ方が出来ました。】
そもそもイタリアのマフィアの話なんですが、あの作品って、かなり今作に影響を受けていますね。
①ブチャラティの「麻薬の商売には手を出さない」って信念も同じです。💊
②冒頭の、娘の敵討ちを頼みにくる葬儀屋のオヤジも似ています。
③頭はよくないっぽいですけど忠実な殺し屋:ルカ。『黄金の風』にも「涙目のルカ」😢ってキャラクターがいましたけど、今作の彼の名前を踏襲していたんですね…。
ただ、今作のルカはすぐに殺されたので、彼にももっと見せ場をつくって欲しかったです。🐟
④ラストシーンもそっくりでした。
他にも『ズートピア』みたいに今作のオマージュをしている作品は多いですからね。🐰🦊
それだけで今作が映画の歴史的にも重要な作品なのは分かります。
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【自分が知っている脇役俳優】
⑴コニーを演じたタリア・シャイア。
『ロッキー』シリーズのエイドリアン役が有名な彼女ですけど、今作にも出ています。
コッポラ監督の妹さんだったんですね。
今作ではそんなに出演時間はないんですけど、エイドリアンとは性格が全然違いました。
自分の家の皿なのに、バリバリと割りすぎです。🍽⚱️
⑵マイケルの後の妻:ケイを演じたダイアン・キートン。
ウディ・アレン監督作品の『アニーホール』をつい最近観たんですが、どちらも彼女は“破天荒なパートナーを持つ常識人”の役なんです。
マイケルが帰ってくるまで小学校の先生をしていたみたいですから、マイケルと付き合わなければもっとまともな人生を送れたかもしれません。👩🏫
気になったのは、マイケルがシチリアで結婚したアポロニアが爆殺🧨されてから、帰国後にあっさり彼女と"より”を戻すのは気持ちの切り替えが早かったですね。🔄
⑶短気な兄:ソニーを演じたジェームズ・カーン。
名前は知っているけど、あんまり出演作を観たことが無い俳優さんの1人で、唯一観たことがあるのは、彼が悪役を演じたシュワちゃん主演作品の『イレイザー』です。
先述した通り、彼は今作では料金所の銃乱射で壮絶な死を遂げるんですが、『イレイザー』の彼も酷いです。“彼の死に様“は強く印象に残ります。🚉
今作は、もう死んでるのに撃ちすぎだと思いました。🔫
⑷信頼できる相談役:トムを演じたロバート・デュバル。
彼は善人にも悪人にも見えるイメージの名脇役俳優だと思うんですが、今作は良い役でした。映画の中で安心出来る人が1人はいて欲しいですからね。♨️😅
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【マーロン・ブランド演じる“ドン“こと、ヴィトー・コルレオーネ。】
彼って、よくよく考えると幸せな人生を送ったと思いますね。
この手のマフィア映画の主人公って、大抵は
🅰️志半ばで惨殺されるか
🅱️生き延びても、自分の人生をすごく虚しいものに感じて終わる
ことが多いイメージなんですが、
今作のヴィトー・コルレオーネは、かわいい孫や家族にも恵まれて、病気に苦しんだわけでもなく最期はポックリと逝った感じなので、
むしろ羨ましいぐらいです。😇
その代わり、跡継ぎとなるアル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネは大変ですね。😥
今回改めて観直すと、
アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネが跡目の重責を背負う話に感じました。
親子の話としては、彼が病院で父親ヴィトーを助けるくだりとかも好きです。🏥
(今となっては大俳優ですけど、)当時はそこまでの評価じゃなかったアル・パチーノを大抜擢したコッポラ監督の観る目が確かだったのでしょう。
ただし、父親マーロン・ブランドから息子アル・パチーノが生まれるとは思えないんです。
顔はあんまり似ていないですね…。😓
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【映画史的な今作の重要性を考えると、もっと高いスコアにすべきなんでしょうが、やっぱり少し長いです。】
トイレの銃のシーン🚽や、子供と遊んでいて死ぬシーンや、随所随所に印象に残るシーンがあります。
朝起きたら愛馬が殺されていたくだりは笑ってしまいましたけど、あれも名シーンだと思います。🐴
“マフィア映画“って、“麻薬カルテル映画”と同様に、有名な作品なら一定の面白さは保証されているジャンルの映画だと思いますが、
個人的には性格上、そこまで大好きにはなりづらいんだと思います。
ただ、今作は3部作なので何とも言えないですが、少なくとも今作だけで考えると、“自分の好きさのスコア“はこれくらいです。
そして今作以降、
続編の『PARTⅡ』が、“史上最高の続編映画“という評価で、
さらにその続編『PARTⅢ』は、擁護派と否定派の賛否両論作品だ、
と聞いていますが、そういう評価はあまり考えずに観ることにします。😅