【12/28 BSプレミアムにて再鑑賞】
何があっても死と隣り合わせのマフィアになんてなりたくないけど、生まれ変われるならドン・コルレオーネみたいなカッチョイイ男になりたい。
【2020/6/25⠀再鑑賞】
初見時寝不足で集中できないわ、登場人物の顔全部一緒に見えるわ、やたら長尺だわ、こりゃまともな評価できんわと思って、めっちゃ気合入れて挑んだ再鑑賞で御座います。
この作品、絶対1回目より2回目以降の方が面白い。確かに初見時のインパクトは薄れるけども、それ以上にこのシーンがどこに繋がってるだとか、マイケルの変貌っぷりをじっくり観察できたりだとか、滅茶苦茶楽しい。
お世辞抜きでホント無駄なシーン、セリフが一切ないんだよね。だから集中して見ないといけないし、寝不足の時は見ない方がいいかも笑
開始早々にドン・コルレオーネの強烈な圧力に魅了され、コルレオーネ一家の崩壊危機、そしてマフィア関係に関心のなかったマイケルがストーリーが進むにつれてドンとしての頭角を現す過程を描く。
多くの人はマーロン・ブランドが今作のベストアクターに挙げているけど、やっぱり僕はアル・パチーノだなぁ！だってすげぇんだもん！
冒頭はなんか頼りなさそうな雰囲気しか無かったのに、終盤でのあの恐ろしい目付きよ。1つの作品で、1人のキャラクターがここまで変われるのか！？って言う驚きと、恐ろしさが堪らない。
秀逸な脚本と重厚感のある映像美に、美しい音楽。まさに映画としての1つの到達点に君臨する、完璧と呼ぶに相応しい作品。
次作のPart 2はロバート・デ・ニーロが出るんだよな！こりゃ楽しみだ！
