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ロッキーの一のレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
3.6
当時無名俳優だったシルヴェスター・スタローンが三日で脚本を書き上げ、アカデミー賞受賞と共に一躍彼を大スターにさせた一作

言わずと知れた名作ですが、恥ずかしながら初鑑賞
本作の象徴とも言えるロッキーのテーマの存在感
凄まじい音楽の力に思わず鳥肌が立つ
バラエティなど様々な分野で数え切れないほど聞いた音楽の元ネタなんて非常に感慨深い

ストーリーはシンプルでわかりやすく、アメリカンニューシネマが主流だった時代に、一石を投じるような作風

落ちぶれた三流ボクサーの再起をかけたトレーニング描写は胸が熱くなる
クライマックスにある試合のシーンは、腫れあがった顔のメイクも全然安っぽくもないし、時代を感じさせないほど熱くなれる素晴らしい演出だった

不屈の闘志で戦うロッキーと、彼を優しく見守るエイドリアンの関係性も素敵すぎる
最初のキスシーンなんかは、セリフがなく視線の交わし合いのみにもかかわらず、ひしひしと感情が伝わってくる見事な演技で、試合以上にこの映画で一番好きなシーンかもしれない

『アンダードッグ』に触発されて鑑賞しましたが、やっぱりボクシング映画は激アツで男臭くて最高

まさにこの映画でアメリカンドリームを手にしたスタローン
夢がありますなぁ…😇👏🏻

〈 Rotten Tomatoes 🍅94% 🍿69% 〉
〈 IMDb 8.1 / Metascore 70 / Letterboxd 4.0 〉

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