まえぴょん

ロッキーのまえぴょんのネタバレレビュー・内容・結末

ロッキー(1976年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

観たことがない人でもストーリーは知ってるっしょってくらい名作中の名作だけど、ロッキーがこんなにも不器用な優男だとは知らなかった。
そのキャラクターを端的に表しているのが、ペットが『カメ』ってところだと思う。「いや、庭にドーベルマン放し飼いしてないとおかしい顔立ちですやん!」なのに、、カメ。試合で傷だらけになった顔で2匹のカメにひとり漫談を続けるロッキーの哀愁。 カメ飼いこそ孤独感と可愛らしさの象徴よ。このシーンだけで〝いいやつ〟だとはっきりわかるし、そんな彼が世界チャンプと対戦となったら、応援せざるを得ない。のちにずっと欲しかった犬を飼うことになるけど、絶対カメにも平等な愛を注ぎ続けるハズ。

エイドリアンのキャラもいい。ボクサーとペットショップ店員の組み合わせって何だかすごく絶妙ぅ。激しく燃えたあの晩以降、オタクメガネを脱ぎ去り急に〝オンナ感〟を出してくるあたりに女性のパワフルさを感じざるを得ないが。兄ちゃんは「妹とヤッたのか?」ってしつこく聞く前に、気づけよ。ずっと一緒のくせに鈍すぎる(笑)

ボクシングの専門家でないので何とも言えないが、凍った肉を殴って拳を傷つけるトレーニングは間違っていると思う。でも、チャンピオンとの戦いに向けもう一度立ち上がろうとする老いボクサーの姿にはただただ感動! 負けるのはわかっている、ただ最後までリングに立っていることで己を証明しようとするその姿! 涙なしではいられません、、(鼻水ダラー)