原点にして頂点！！！！
ただのボクシング映画ではなく、生き甲斐なく彷徨い続ける男ロッキーの、自分との戦いの物語なんですよね
これ以上ない"勝利"のエンディングすぎる…！！
シリーズは沢山あるけど、ロッキーという人物の真面目さや不器用さ、優しい人柄の核の部分を最も感じられるのはやっぱりこの一作目だと思う
なんにも出来ないけどいい男なんすよこの人は！
世間の汗臭いイメージと裏腹に、エイドリアンとのやり取りがもうずっっと微笑ましくて、一生懸命な中学生みたいで最高なんだよな…エイドリアンもたどたどしくて意地らしい
あとこの、スタローンの妙というか、真剣にやってるのになんか面白いみたいなところも好きで、精肉工場でのポーリーとのくだりとか何回観ても意味わかんなくてウケちゃう 凄い勢いでお肉殴るやん
ロッキーのストーリーは、当時無名で極貧だったというスタローン本人と重なって感慨深いし、製作時の数々の逸話も面白くて、「練習中に果物屋のおじさんがオレンジを投げ渡してくれるシーン、まじでボクサーが練習してると勘違いしてただ応援してくれてた」ってエピソードなんてハチャメチャに良い
