HayatoHorigome

ロッキーのHayatoHorigomeのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
3.0
ボクサーとして才能はあるのになかなか芽が出ず、生活のために高利貸しの仕事を掛け持ちするロッキー。チャンピオンの思いつきでタイトルマッチの代役に指名されたことで、これまでの閉塞的な人生から抜け出すために決意し立ち上がる。
初めて観たが、ボクシングよりもロッキーの置かれた環境と周囲の人間との関係性の変化へフォーカスされている。
実際のボクシングの試合を観て着想し書き上げた脚本を売り込み、自身が主演を演じることに拘り、低予算であったもやれるあらゆることをやりきって作品として成功したストーリー自体がロッキーとも重なるところがより感傷的にさせる。