JTKの映画メモ

東京プレイボーイクラブのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

東京プレイボーイクラブ(2011年製作の映画)
3.6
臼田あさ美目当てで何の期待もなく見たところ、大当たり。
東京の名も無き場末の繁華街でピンクサロンを営む男(光石研)の元に、直ぐブチ切れる危ない男(大森南朋)が転がりこんでくる。その男が撒き散らすバイオレンスのおかげで地元のヤクザとトラブルになり、あれよあれよという間にカオスな状況に巻き込まれる。
北野武やタランティーノにも似た、明らかにその影響下にあるブラックな笑いと暴力描写の連続の中に一瞬挿入される臼田あさ美と大森南朋の抒情的シーンの絶妙なバランス!最高です。
エンディングのエレカシを始め音楽の使い方も抜群でしたね。
奥田庸介監督、次作が楽しみ。