パリコレを舞台にした群像劇。
開始20分そこそこで起こる珍事件に思わず笑ってしまった。
真実なんてそんなもの。
ゴシップはいつも一人歩き。
ラストもアルトマン的皮肉が効いている。パリコレでのアレはある意味ファッションへの冒涜ではないか⁉︎またその時流れる曲がかっこいい‼︎
個人的にはジュリア・ロバーツ演じるアンの言葉が女の本音と建て前を上手くとらえていて面白かった。
お酒の過ちで男女の関係になった彼女が愛してると大きな声で言えなくて、男のせいにしながらこうなったのは「○○のせいだ!」と騒ぎ立てる姿は実にリアル。
ただ快楽に溺れた訳じゃないのに相手に愛がないのではと怯え、自分の価値を自分で下げているのではと悩む姿が何とも可愛らしかった。(結構ヒステリックなんですけどね♡)
もっとファッションに造詣が深ければ気付くことも多いのかな。