私の愛する優しい人
美しい人よ
花ひとつ咲いていない
暗闇に光る溶岩
岩壁を滑り落ちる滝 飛沫の音
そこにある均整
靄のかかった抽象的な映像に
ウワァと声が出る
超カッコ良いカットが凄く多い
決して擬人化しているのではなく
宇宙とその中に生きる
うらぶれて彷徨う人
蠢いている衝動「神話」
ピトグラムのように
人間にはまだ言葉はない
自然から声が降りてくる
それをプロットとして空間表現で表している
異次元な絵画のようなその構図
抽象性のなかから映像と言葉によって
具象性が生まれている
はずなんだけど
それは一体何かは言えない
一星辰のEcho
あなたと本当に再会出来る旅って…🌟
泣ける
ラストの靄を破った光るサーベル
ガツンとした手応えあります
フィリップ・ガレル監督凄い
ゴダールが
「ガレルは息をするように映画を撮る」
と言っています