幕のリア

セックスと嘘とビデオテープの幕のリアのレビュー・感想・評価

3.0
今更観てないと言えない作品の一つをようやく(^^;

ほぼ四人の登場人物の奇妙な関係を絡めて、セックスにまつわる会話劇のみで構成される。
小説や演劇では表現できない登場人物の表情の移ろいが会話劇に深みを加え、意外に凡庸なストーリーにも目を離せない。

静かに丁寧に、なんでもない行動や衝動や感情表現を映し出す切り口は、グザビエドラン作品などに継承されているようにも感じた。

映像表現としてはオープニング以外特筆すべきところはなかった。
公開当時のレビューを読んでみたい。
幕のリア

幕のリア