るる

バンビのるるのネタバレレビュー・内容・結末

バンビ(1942年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

手塚治虫が繰り返し映画館に足を運んで見たという逸話が印象的、動物たちの生き生きとした様子、児童文学の文脈、

鹿の足、あの折れそうに繊細な四つ足を描写する力にゾクゾク

ゲド戦記のアーシュラ・ル・グウィンが、人間が森を焼く描写が、動物たちかわいそう、という観客を不快にしない程度に矮小化されてると痛烈批判してたのを読んで、改めて見なきゃなと。

『デッドプール2』でも、良いファミリー映画は殺しのシーンから始まる、とバンビの名前が挙がってたなと。

改めて見ると、うーん…生命の躍動を寿ぐのはいいんだけど…

こういうプリミティブでプライマリーなアニメの、女性主人公バージョンを見たいなと思った、新しい神話を

神格化される鹿とか、もののけ姫にも繋がって、興味深い要素はたくさんありつつ。ディズニーにおけるフクロウって、プーさんといい、知識は豊富だけど、お節介として描かれてるんだな、と思ったりして。『くるみ割り人形と秘密の王国』では主人公を見守る賢母として扱われてたな、とか。思いつつ。

うーんんん
るる

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