このレビューはネタバレを含みます
星野源が音楽番組で、ラスベガスのメインストリートを封鎖して撮影したミュージカルシーンがかっこいいと言っており、気になっていたので借りてきた。ハナ肇とクレージーキャッツのことも知りたいので、とりあえずこれを皮切りに色々と見てみる予定。
ラスベガスのシーンは、ここに至るまでの過程を見てきたのもあってキラキラしてて楽しいシーンだった。ダンスが揃ってなくても、男前じゃなくても、あんなにワクワクするなんてねぇ。オーディオコメンタリーを聞いていたら、日本で撮ったシーンも混ざっていると話していてびっくり。わからないわぁ。
クレージーキャッツショーも面白かった。まさかジャニーズ(事務所じゃなくてグループ名の方)が歌って踊る姿を見ることができるだなんて、元ジャニオタとして感動であった……。ピーナッツも出てきてびっくり。白スーツにマリンバ、タライで頭を殴る、などなど断片的に知っているクレージーキャッツの要素が出てきて、これが本物……!と感動であった。
ラスベガスのホテルの部屋とか、月子やメアリーのファッションとか、すごく可愛い。結婚式のミニ丈のウエディングドレスとか、月子の緑のドレスとか。
ばかばかしくて、ちょっぴり毒もあって、ステレオタイプなアメリカが魅力的で、楽しい映画だった。衛生処理船とかわからない単語も出てくるから調べつつ見たけれど、きっとリアルタイムに見てる人達はものすごく楽しかったんだろうな。あとハワイに出てきた若大将かっこよかったなぁ。
金が世界を回してる〜♪