イギーポッポ

戦争のはらわたのイギーポッポのレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
3.7
戦争のスペクタクルさは映画的過ぎる。その地獄の一丁目でさらけ出される各々の極限の人間性も。
オープニングのモノクロ記録映像(がんがん死体映る)が劇中へと溶け合わさっていく時点で、並の戦争映画でない事がわかる。
エンタメとリアル戦争をどこまで近付けられるか?という問いへの一つの答えとして今も燦然と輝く名作。
ジェームズコバーンてここまで渋い男だったのか!男の憧れ(劇中では女性もメロメロ)だわ。現場知らずの出世欲だけのダメダメ大尉のマクシミリアンシェルも非常にキャラ立ちしてて良かった。