しげのかいり

戦争のはらわたのしげのかいりのレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
4.7
シュタイナーの心理とアクションをうまく交錯させて、エモーショナルを掻き立てる傑作。シュタイナーとそのほかの軍人の違いは、戦争の後があるかないかである。シュタイナーには戦後はない。戦争という現在を生き続ける存在であり、映画といういま動き続ける戦争の中で生きる神話的な人物に他ならない。