とりあえず邦題センスに脱帽、、
どんだけはらわた好きなんでしょうか笑
そして、はらわたは一瞬でした。
戦争もはらわたも苦手なので、中々観る気になれなかったものの、ペキンパー監督作としてスルーする訳にもいかず、、
観て良かった!
壮絶たる戦争映画に違いないのに、他の戦争映画とは明らかに違う何かが胸に残る。
この映画においてドイツVSソ連の戦いは背景に過ぎない、、
こんなラスト観た事ない!
強烈なスパイスとなっているのはオープニングとエンディングで流れる「蝶々」、、この選曲は監督しか思いつかないのでは?
原曲の歌詞はそれなりに意味があるようだけど(^^;
(別離、出発、悲しみからの回復を願う唄だとか)
監督の妥協を許さぬバイオレンス魂により、製作途中で予算が底を突いて食費を削り、全員飢え死にしそうな極限状態で演じていたり、、
監督とプロデューサーとの関係はシュタイナーとシュトランスキーそのものだとか!
これは裏話だけで映画1本撮れそう笑
前半登場する少年兵はめっちゃ見たことあると思ったら、クストリッツァ作品常連のあのお方だった!(スラヴコスティマチ)
そのまま子供がおっちゃんになった感じ、、笑
戦争シーンのこだわり、撮影、編集テクは驚異でしかないけど、長さが少し気になったのでこのスコア。