くわまんG

奇跡の旅のくわまんGのレビュー・感想・評価

奇跡の旅(1993年製作の映画)
4.0
マンツーワン&マンツーニャンでマンツーマンもめでたしめでたしの安心ムービー♪

みどころ:
動物たちの神がかり的な演技
辛抱強い師と成長する弟子
冴え渡るじじいの第六感
シュワルツェネコ大丈夫か?笑
M.J.フォックスのお調子者芸
クライマックスは吹替推奨

あらすじ:
ピーター(12)、ホープ(8)、ジェイミー(4)は仲良し三兄弟。父は死去、優しい母、面倒見のいい再婚相手ボブ、各々のペット。ピーターにはゴールデンレトリバーの老紳士犬シャドウ。ホープにはヒマラヤンの高飛車猫サシー。ジェイミーにはブルドッグのバカ犬チャンス。
この度、ボブの都合で都会のアパートに転居。ペット達は実家残留となり、子供たちは悲嘆憤慨。2週間後再会の約束で渋々合意。
しかし、ペット達にはそんな事情まで理解不能。“待てと言われた→でもご主人泣いてた→そばにいてあげないと!”と思考。山越え谷越えアパートへ。だが家庭で育った彼らに、自然界はあまりに危険だった……!

優しさと忠義心のゴールデンレトリバー、お姫様気質のヒマラヤン、欲張りで間抜けなブルドッグ、各位見事に演じきっていてワンダホー♪犬はまだわかるけど、このヒマラヤンはどうなってんだこれ…再会を喜ぶシーンなんて、ピクサーも真っ青でっせ!!

メインドラマは動物同士。やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば犬は動かじ…ってなわけで、シャドウがチャンスを教え育てます。狩りを教えるため、腹ペコなのにウサギを取り逃がして辛抱の無さを自覚させるなど、名指導者っぷりを発揮。それゆえ、成長したチャンスとのクライマックスでの掛け合いは魅せましたね~♪

いい人だけどまだパパとは呼びたくない、お年頃なピーターとボブとのやりとりが人間ドラマパートの主軸。ペットがかすがいとなって地固まる、ベタなハートウォーミングストーリー、安心のディズニー印でした♫

ん、主演ワンニャン賞?そりゃもうシャドウ推しです!少女がハグしているのに少女をハグしているかのような佇まいに3000点ですわ♪