デビュー作にして、タダモノじゃない感が溢れている。すごく粗いしお世話にも垢抜けているとはいえない。でも、この頃からハッとするようなセンス（ジャケ写の場面など）が存分に発揮されている。
あと、自動販売機の使い方はすごい。
コーヒー買えなくなりそう😞
人間性について色々と言われたギドク監督だけど、いわゆる社会のはぐれ者に対して優しい目線を持っていたと個人的には思うんですよね。。作品の暴力性とか性描写のキツさばかりがクローズアップされがちだけど。報われない人達が擬似家族を形成し、束の間の幸せを描くところなど、そういう部分に優しい一面が垣間見れると私は思う。
