しおね

女鹿のしおねのレビュー・感想・評価

女鹿(1968年製作の映画)
3.1
女1と女2、女1と男、女2と男の組み合わせで関係を持ったことのある綺麗な?三角関係。

全体的に抑えた感情表現。その中に垣間見える激しい感情が見どころ。

金持ちな女に誘われて屋敷に住むことになった貧乏な女。そのまま性的な関係を結ぶ。が、しばらく住むうちに男に誘惑され、処女を捨てる。貧乏な女は本気の恋ではなかったし、男も本気ではなかったが、金持ちな女の方がその男に惚れちゃった!二人はアツアツアベックになりそのままパリへ!帰ってくるとその男も一緒に住むことになり、元カノと今カノと彼氏(元カノと今カノは元カップル)というややこしい暮らしが始まる。

という何ともスイーツ(笑)なあらすじに見えなくもないが、実際見るとかなりヒリヒリとした雰囲気が漂っていて良い。

階級への問題提起という見方もあって全編面白く見られる。
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