コミヤ

明日、君がいないのコミヤのネタバレレビュー・内容・結末

明日、君がいない(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

サブスク・デジタルレンタルの時代にTSUTAYAでしか借りられないということで久しぶりにレンタル権限付与して借りてきました。万人に勧めるのは難しいけど、見て良かったと思える映画でした。
高校という閉鎖的な環境で様々な問題を抱える学生。原題の「2:37」の通り、午後2:37にその中の誰かが自殺する。それが誰なのかと推測するような構成なんだけど、最終的には予想外の人物が自殺。問題を抱えてる学生たちがインタビューに答えるパートと学校生活のパートが交互に展開されるんですが、インタビューのパートは実は自殺したケリーについての事情聴取だったというオチ。ケリーは学校でも明るい性格で他の学生にも優しく接したりしていた。でも、一見何も悩んでなさそうな人が一番悩んでたりして、そういう人のSOSは見えないことが多いってことなのでしょう。考えさせられる良い映画でした。
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