このレビューはネタバレを含みます
本作のような登場人物たちがそれぞれ交わりながら物語が展開していく群青劇、個人的に好き。
しかも、最後は衝撃的でビックリした。
思春期の青少年たちが抱える今にも死んで消えてしまいたいぐらいの辛い悩みやコンプレックス、自分自身も経験したことがあるからとても共感できた。
最後のルークが言ったことばは刺さった。時に人は自分のことで精一杯になって他人の存在を全く感じられなくなる的な。
想いを寄せる異性に拒絶されたり、困っている友人の力になれなかったりと、自分自身の存在意義を見出せなくなったとき、人はあまりにも脆い。