戦争中の傷ついた兵士が
たどり着いたのは塹壕(ざんごう)…
しかもこの塹壕は生きていて、
人を惑わす殺人塹壕だった!?
戦争とホラーを合わせた映画。
戦時中の緊迫とした空気感や、
泥まみれの暗い塹壕など、
雰囲気も良くて,私の大好きな,
“天気の悪いシチュエーションの映画”♪
本作の見所はなんといっても塹壕だろう。
まるで塹壕自体が生きてるかのように
有刺鉄線がバリバリと
人間に襲いかかるシーンは見もの♪
低予算ではあるものの、
見せる所はしっかり見せてくれる。
ただ終始,泥だらけであるために,
たまに誰が死んで、
誰が生きてるのかすら,
分からなくなる事もしばしばあった…。
だけど話が進むにつれ,
徐々に人数も減っていくから、
そこは気にならなくなったが。
気弱なイギリス兵を演じるのは
「リトルダンサー」で
有名なジェイミー・ベル♪
ホラーに出そうにない俳優が出る
とゆうのは新鮮で、
見ていて面白いですねヽ(^。^)ノ♪
演じる彼にとっても,
初めての作風に初めての戦争映画。
“突然不条理な状況に置かれる少年”
とゆう役柄的にも
当時の彼の心境とリンクする部分は
多かったと思います。
本作は「戦争」と「ホラー」とゆう
二つの点でも辛い状況下で,
『ひ弱だった少年が成長してゆく』様を
描いてますから、
演じる彼にとっても本作では俳優として
より成長出来たのではないかな(・ω・)ノ‼
そして“戦争”が持つ
「終わりのない殺し合いの無意味さ」を
投げかけた皮肉なラストといい、
テーマやストーリーなども
意外としっかりしているから好評価だった♪
始めはモンスターが暴れるのを
期待して観てたので…w
若干,物足りない部分はあったけれど…
なかなか考えさせられるラストでしたので、
コレはコレで良しデス( v^-゜)♪
心理ホラーが好きなら,借りて損はない作品。