父親がなぜアナーキストなのだとか母にも謎が多いなど説明が足らなくて何故なの?をみている側にも感じさせるのは、子から見る親、の目線だからなのかなと思った。
子どもからみる親の存在。振り回される子。切っても切れない家族の血。
父親と同じ目をしてヤンキーと戦う。
同じ飲みっぷり。
同じひとこと。
めっちゃおもろかった。
3回くらい爆笑した。
私事だけれども、住宅の設計課題をしていて、今のお父さんとお母さんの類似さについて気にかかっていた。一種の恐れを帯びた父の背中というのはもうなく、母との入れ替わっても大差ないんじゃないか。
なんだろう今はうまく何故それが気になるのか分からないけれど、全てが等価になるって、良いことなんだろうか。とそんなこと思ってもこの家族のように、いい家族のかたちなどそれぞれなのですよね。