アンダーソン

青の炎のアンダーソンのレビュー・感想・評価

青の炎(2003年製作の映画)
4.2
家族の平和を守るために犯罪に走った少年の心理を描く青春サスペンス。

17歳の青年が完全犯罪を成し遂げようとする映画という情報を得てかなり前に観て衝撃を受けた作品で、久しぶりにまた観たけど主人公の青年を演じる二宮和也と同級生のヒロインを演じる松浦亜弥がアイドルとは思えない演技力がこの作品の良さをさらに引き立てている感じだった。
話しもとても切なく主人公の今の状況に絶望している感じを上手く色合いだったり部屋のシーンだったりと閉鎖的な感じが目から入る情報でも分かるように撮れていたのが素晴らしかったですね。
とにかくこんなに切ない犯罪映画はないと思います。